搾り機の多さにびっくりしました。
計4台
 
和歌山の海南市にある中野bc(バイオケミカル工業)
に見学に行ってきました。
生産量が4000石と和歌山では一番多く、
搾り機の多さや、少し古いけど設備が整っていました。

左から田中さん、河嶋杜氏

ここの杜氏、河嶋杜氏は、40代前半と若く、
杜氏を任されて4年目だそうです。
色々と話をしましたが、基本に忠実で、
20代の蔵人とのコミュニュケーションも充分に
取れているようで、良い杜氏さんだと思いました。

ちなみに、造りのこだわりは、清潔な環境を整えて、
微生物たちが居心地が良い状態を作り、
目指す酒質に少しづつ舵をとって行く。
つまり、酵母や米の性質を
知った上で、その性質を伸ばしてやるって感じだと
思います。

定番商品の紀伊国屋文左衛門の酒質ですが、
麹米に山田錦、掛米に出羽さんさんを使っていて、
これを飲んでみると、
素直に、山田錦の味、出羽さんさんの味が出ていて、
米質をしっかり出した良い酒だと思いました。

地酒の蔵元としては、少し大きな蔵元ですが、
若い蔵元が多く、好感が持てる蔵元でした。
やっぱ!若い人が頑張らんとね!

営業の田中さん、見学後も観光案内もしてくれて、
本当にありがとうございました。

色んな人たちを会う機会が増えて、よく思うことは、
やっぱ、最後には人やなと思うことです。
熱血営業の田中さんのファンになったし、
ニヒルで男前の河嶋杜氏のファンにもなりました。
僕も、また御影でたくさんのファンを作れるように
頑張ります。

漫画センゴクで、
僕が憧れていた雑賀鉄砲衆で有名な
雑賀岬の展望台にて
見晴らしが抜群によかった!