私の地元の友人に日本酒の搾り機を扱う会社に勤めてる奴がいます。
彼は全国の蔵元を廻り、あらゆる杜氏の事を知っています。
彼に、熱心に酒を作ってる蔵元を紹介してくれと頼んだ所、
和歌山は有田の高垣さんを紹介してくれました。
それが高垣さんとの出会いです。

高垣酒造は、高垣淳一さん(40代)がたった一人で醸す200石(一升瓶2万本)程のとても小さな蔵です。
漫画イブニングに隔週で連載されている『もやしもん』に登場します。
高垣さんとお会いした第一印象は、ほんとっに日本酒が好きなんだなーで、一言で言うと、日本酒オタク!な人。
熱心な蔵元を紹介してくれって頼んだけど、ここまで熱心かい!とツッコミたくなるような情熱を持つ人です。
ちなみに、そんな情熱満点な高垣さんの酒造りのこだわりの点は、温度だそうです。
低温にこだわることによって、酵母がゆっくりとお米を醸し、独特の旨味と香りが生まれるのだそうです。本当は40度くらいが一番酵母が活発に働らきますが、それじゃ、美味しいお酒は出来ません。急に作ったカレーよりも、じっくりコトコトと作ったカレーの方が美味しいですもんね。例えは悪いかもしれませんが。笑

うちで扱ってる高垣さんのお酒は、純米吟醸生原酒の喜楽里(きらり)と純米原酒の喜楽里です。

前者は、上品でまったりとした口当たりでロックで飲んで貰いたい。
後者は米の旨味が味わえつつも、しっかりと酸味があり、食中酒として飲んでもらいたい。
ちなみに、ネット販売はしていません。